池郎BLOG

食べ物の日記。

2016年06月

6月の荻窪は夜だった。じっとり重たい空気にパラパラと軽い雨が混じるのが肌に伝わってくる。ちょうど中学生の頃、『透けブラに期待!』とか言っていた時ような蒸し暑い夜だった。


とにかくお腹が空いていた。僕は活気の溢れる商店街を横目にほんの少し歩幅を大きくして東を目指した。

小豚(850円)
ヤサイ•アブラ
+玉子(50円)

異様に巨大でくたびれた黄色い看板に興味が湧き入ってみた・・・


モン・サン・ミッシェルはちょうど満潮時だった。数百年に及ぶ歳月で老朽化したのだろうか。脂はもちろん豚も野菜もホロホロと崩れた。


アルプス山脈の名峰モンブラン。撮影を忘れたためスイーツのほうの画像で代用させていただくが、荻窪の二郎に来れば想像力次第でフランス旅行が出来るのだ。


食べ終わってふと気がつくとそこは蒸し暑い杉並区だった。僕は透けブラを期待しながらトボトボと帰路についた。


あの京都の人気ラーメン店、新福菜館もビックリ!『黒い炒飯』を求めて小金井市の麺飯店俵飯へ。


野菜も摂りましょうね!


肉野菜入りソース焼きめし(950円)
+ちゃんぽん(100円)
+生卵(50円)

黒い・・・黒すぎる・・・!


コナン君もビックリ!なんと黒の正体はソース・・・!


『デブで何が悪い!』
ソースの側近はお米、野菜炒め、ちゃんぽん。それぞれ他では十分主役を張れる存在である。まさに黒幕に相応しいラスボス感。


普通盛なのにめちゃめちゃ多くて、スープのチカラを借りてなんとかギリギリ完食。また来ます!

『初めまして。よろしくどうぞ。』荻窪駅でかけられた言葉である。俳優のような深みのある声に思わず振り向くと・・・!


入店。だってご飯大好きだから。


小豚(850円)
ヤサイ
+玉子(50円)

高級フレンチよりも見目麗しい。


銀行の金庫の扉を連想させるような重厚感のある豚。だが、この金庫の扉は柔らかいし味が良く染みている。おかげで容易に開いた。


なんと!僕は心を打たれた・・・
塩気強めのスープは頑固親父そのものだが、裏でそっとフォローする玉子の優しさはまさしく良妻のそれ。素晴らしい!


荻窪 イズ エクスタシィ。それと今回ご一緒してくださったポンコツ丸さん。本当に感謝です!機会があったら、またブログに書けるか書けないかギリギリCHOPの際どい二郎トークを聞かせてくださいね(笑)

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